島の幸、海の幸、土の幸のびのびと育つ味

伊江島はユリ祭でも名を知られていますが、
同じユリ科である島らっきょうの名産地。
ほくほくとした水はけのいい土壌(島尻マージ)が
“深植え”を可能にし、
沖縄の他の地域の島らっきょうよりも
白い部分がふっくらと育ちます。
また香りがいいことも特長です。
独特の辛みの奥にある旨味は
「本土のらっきょうは苦手」という人さえ虜にします。

「ジーマーミ」とは沖縄の言葉でピーナッツ(落花生)のこと。
落花生は土の中に実を付けることから「地豆」→「ジーマーミ」というわけです。
伊江島はジーマーミの産地。
ジーマーミと伊江島産牛乳でつくるアイスクリームや、
沖縄の家庭に昔から伝わる保存食・アンダンスー(油味噌)からヒントを得て生まれた「みそピー」などは、
お土産物としてだけでなく島の人にも愛されています。

伊江島は基牛(もとうし)の名産地として知られています。島でのんびり育った子牛たちがのちに松阪牛等といった全国のブランド牛となっていきます。
まだあまり知られていないところでは、島のハーブやピーナッツを食べて育つ合鴨も育てられています。
伊江牛の刺身や伊江牛タコライス、魚汁、イカスミ焼きそば、海鮮丼、サメの唐揚げ、島らっきょう天ぷら、マーナ(菜の花)そば、麦そば…。島の「おいしい」を巡ってみてください。

アサヒビールが伊江島につくったサトウキビの「バイオマスエタノールテストプラント」を2009年までの実証実験終了後、譲り受けたのが「伊江島蒸留所」のはじまりです。ラム酒製造用の設備を加え、伊江島に合う製造方法をアサヒビールとともに模索。サトウキビの爽やかな香りが特長のホワイトタイプラムと、オーク樽の柔らかな樽香が特長のゴールドタイプラムの2種類がありますが、ゴールドを熟成させるオーク樽はニッカウヰスキーのもの。
島で暮らすということは“何でもあるわけでない”環境で、知恵を出し合い、ものをつくるということです。
イエラムは、ラムづくりに情熱を燃やした男たちが、つながりを大事にしながら生み出した知恵の幸といえるでしょう。

他にも、人生の節目にそっと背中をおしてくれる伊江島発の告白飲料「イエソーダ」や、島の土にぴったり合う紅芋の商品などがあります。